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雪山入門-大菩薩嶺②

冬の大菩薩後編です。


さすが百名山という美味しい場面はこの後すぐですが、
その前にスペシャルゲストのご紹介。

                        介山荘の片隅に立つお地蔵様です。
A007-1-10:37地蔵

人の絶えない夏場にはもちろん気にならなかったのですが、
今は誰もいないはずの峠で、妙に視線を感じると思ったらこのお方。
…昨年もそう。忘れてましたが今回もやっぱりそうなのです。

そう言えば、昨年も今年も同じ場所で一息ついているわけで、
数メートルの距離はあっても、ご尊顔と丁度向き合う位置だった
ことも関係しているのかも知れませんが、
それにしても、その気になって見なければ気づかないほど小さなお方で、
何かしらの引力がなければそちらに目を向けるはずもなかったろう、というのが不思議です。

日頃は全くの不信心者ですが、
なにやら慈愛に満ちたテレパシーのようなものが感じられ、今回は鄭重に手を合わせ出発です。




写真に撮る場所と言えば、毎度同じポジションになるから笑えます。
A007-2-10:38大菩薩峠




                 机竜之助さんとは面識はありませんけど、
                 大層悪いヤツだったようで…。
A007-3-10:41石塔




峠の山小屋がもうあんなに遠ざかって… ここもいつもと同じシーンです。
A007-4-10:47大菩薩峠




賽の河原を見下ろすポイントまで来ました。左端がまるで牛首山の大菩薩嶺山頂です。
A007-5-10:51大菩薩嶺




               稜線に出てからは、終始相当な風が吹いてましたが、
               この付近は特に強く、シュカブラの見られる場所もありました。
               2000メートルの風、実感ですなァ…。
A007-6-10:50風成雪




    賽の河原の非難小屋と、後ろは妙見の頭と呼ばれる小ピークですが、
    ルートはここを左に巻いて進みますので、このピークには登りません。
A007-7-10:52非難小屋




いかなチンタラ歩きでも、美味しい場面はもう半分以上も過ぎてしまいました。
背後に連嶺第二位の小金沢山(2014.3m)が競り上がって来ます。
A007-8-11:07稜線




                 山頂より値打ちのありそうな標識です。
A007-11-11:15標柱




そのポイントから、本日は立ち枯れ状態の富士山。
A007-9-11:14富士山




同、先ほどよりさらに競り上がった小金沢山です。
A007-10-11:14稜線




         唐松尾根との分岐となるこの道標を見送れば、美味しい場面も終了です。
A007-12-11:25道標




       再び樹林帯に潜り込み、この少し先が山頂です。
A007-13-11:27樹林




                 11:33 大菩薩嶺山頂。
                 百名山の山頂としては些か殺風景の感は否めませんが、
                 この標柱だけ、昨年からおニューになった模様。
A007-14-11:35大菩薩嶺




    未だ誰も登って来ないのを指差し点検し、珍しく記念写真をパチリ!
A007-15-11:43大菩薩嶺2

…犬は飼い主に似ると言いますけど、
こうして見ると、はて?登ったのは飼い主なのか犬なのかというくらい、
お互い似て来るもんですなァ…。



   山頂の北側斜面は鬱蒼としたコメツガの森。…下山にかかってます。
A007-16-11:51コメツガ林


上日川峠から山頂を過ぎるまで、出会った登山者と言えば
唐松尾根を登って来たと見られる一名のみでしたが、
この下山路では、朝バスで一緒だった男女のペア他、
丸川峠方面から登って来る結構な人数とすれ違うことになりました。

このコースを登りに取るのはかなり大変で、当方なんぞは下り専門と決めてあるのですが、
しかも、明らかに半数以上は女性(それも皆若い)だったのにはちと驚きでした。



               …こちら、このコースでは顔馴染みのダケカンバの古木。
A007-17-12:06ダケカンバ




 山頂から30分ほど。久しぶりに視界が開けたところが丸川峠。
 中央の木立ちの中に丸川荘があります。
A007-18-12:26丸川峠




       丸川荘です。
A007-19-12:42丸川山荘




    後は黙々と下るのみですが、ここからの急で長い道のりが結構足に来るのです。
A007-20-12:35丸川峠




    最後にもう一度丸川荘を振り返り、亜高山の森とさよならです。
A007-21-12:43丸川山荘




       南に面した下山路では早くも雪融け状態で、これがまたただの雪道以上に厄介です。
A007-22-12:47山道




       木の間越しですが、こんな眺めが好きだったりします。
A007-23-13:15山肌




       13:35 丸川峠コース登山口。
A007-24-13:35登山口



ここからは林道を少し下り、今朝ほどの道路閉鎖箇所に出れば、
雪山入門、ガチガチのメジャーコース一周が完了です。


今回もまた、長いお付き合いありがとうございました。








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テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

  1. 2014/02/03(月) 20:01:16|
  2. hiking
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

雪山入門-大菩薩嶺①

前回に続きお近くの百名山。 今回は大菩薩嶺(2056.9m)です。

僅か57メートルほどとは言っても2000メートル級の山には違いない大菩薩嶺ですが、
冬は天気も安定し、したがって雪もさほど多くはなく、
なによりも10中9.5の確率で、バンバンの舗装道路のようなトレールをアテに出来る点が
雪山入門コースの所以です。

もちろん、メジャー山とは言えそこは2000メートルもある山のことですから、
それなりの冬山装備が必要なことは言うまでもありません。



      7:15 ローカル色も床しい裂石(大菩薩登山口)バスターミナル。
      今回も電車とバスでここまで来ました。
A007-1-14:51バス停




      7:29 丸川峠分岐。
      これより先、上日川峠に通じる車道は4月まで通行止めだそうです。
      車利用の場合はすぐ左が駐車場です。
A007-2-7:29丸川峠分岐




      7:38 千石茶屋。
      この少し先で本格的な山道に入りますので、ここで装備を整えます。
A007-3-7:38千石茶屋




      雪は昨年同日に歩いた時より少し多い程度。
      このコースでは、まだアイゼンの必要は無いでしょう。
A007-4-8:10山道




      夏の時期ならこのコース、途中で一度は休憩を入れたくなるところですが、
      冬は逆にペースが捗ります。
A007-5-8:45山道




      千石茶屋を発って1時間ほど。すぐそこが上日川峠です。
A007-6-8:49上日川峠




    8:51 あの夏の賑わいがウソのように静まり返った上日川峠。ロッヂ長兵衛前。
    大菩薩と言えば、ここが登山口と思い込んでいる人も大勢いるはず。
A007-7-8:53上日川峠




 雪は昨年よりウンと増えました。
 次なる福ちゃん荘へ続く舗装道路ですが、雪に埋もれていい雰囲気です。
A007-8-9:13雪道




      9:30 福ちゃん荘。こちらも今は寝静まっている様子。
A007-9-9:30福ちゃん荘




    唐松尾根との分岐点に立つ案内板です。
A007-10-9:31案内板




      消えも入りなんと言う富士見平の富士山。
      天気晴朗なれど、遠くの視界はあまりよろしくありません。
A007-11-9:36富士山




   福ちゃん荘から40分ほど。
   視界が開け建物が見えればそこが大菩薩峠です。
A007-12-10:13介山荘

ですがこの付近、吹きっさらしの風で一部雪が移動したと見え、
トレールが途切れればたちまち膝上まで潜る場所がありました。



10:17 大菩薩峠。
どうやら本日の一番乗りのようで、ダ~レもいません。
A007-13-10:30大菩薩峠




       峠の山小屋、介山荘です。
A007-14-10:31介山荘



          こちらその営業品目etc。…残念ですが、本日は休業のようで。
A007-15-10:31メニュー




この黒々と晴れ渡った空はどうでしょう。
丹沢と違って、こちらはいたって相性がいいのです。
A007-16-10:23大菩薩峠


…と言うことで、大菩薩の本当に美味しいところはこの後ですが、
以下は次回回しと言うことで…。






テーマ:山登り - ジャンル:趣味・実用

  1. 2014/02/01(土) 20:32:41|
  2. hiking
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  4. | コメント:6

大菩薩・小金沢連嶺北部(その2)

大菩薩峠を後に、一路小金沢連嶺を南下します。
実はこれからの景色が、この山域の特徴を最もよく表した核心部分と言えるかも知れません。



       大菩薩峠の山小屋「介山荘」を一歩裏手に踏み入ると、山の表情は一変します。
       同時にぱったりと人影が絶えるのもいとをかしではあります。
16-10:55大菩薩峠



  ほとんど注目を受けることもない熊沢山ですが、苔むした亜高山の森がなかなかの風情です。
17-11:07山道



         こちらは気をつけないと踏んづけてしまいそうな、小さな小さな針葉樹の森。
18-11:09スギゴケ



この山域には面白い特徴があって、
北斜面ではこんな鬱蒼とした森が発達しているのに対し、
南斜面はあっけらかんとした草地が広がり易い条件下にあるようで、
熊沢山など、小さいながらその特徴がよく表れています。

つまり、今回のように北から南へ縦走した場合には、
登りの時はたいてい樹林帯の中を喘ぎ、
降りになれば一転ルンルン気分で草っ原を駆け下りるという、
大まかにはそんなパターンを繰り返す感じでしょうか。


南側から見た熊沢山。「介山荘」裏の画像(一番上)と同じ山だとはちょっと想像し難いです。
19-11:40熊沢山



  この伸びやかさはどうでしょう!
  …ただし、同じ草原でもこちらは一面の笹っ原ですから、が峰や美ヶ原のような花の賑わいはありません。
20-11:28遠望



ここで咲いている花と言えば、あくまでも小さく慎ましやかな花がほんの数種見られただけでした。


         ウメバチソウ。
21-11:27ウメバチソウ



                 ハナイカリ。
22-11:27ハナイカリ



そう言えば、十数年も前に来た時は、
大菩薩峠周辺でもマツムシソウの花盛りだったと記憶してますが、
あのマツムシソウはどこへ消えてしまったのでしょう? …近頃は鹿の食害が深刻だという話は聞いてますが。


  上日川ダム。歩くに連れ角度が変わって行きます。
23-11:37上日川ダム



  このなんにも無さが堪りません。
24-11:37狼平



風景として見るのなら、いちいちコメントは不要ですね。
25-11:38山腹


26-11:43山腹



牧歌…。
27-11:56草原


28-12:01草原



 残念ながら、この草地の広がりにも終点が見えて来ました。
29-11:54ダケカンバ



 立ちはだかるのはまた黒木の森。…北斜面です。
30-12:04霧



  草原地帯を過ぎ、こんな雰囲気の登りが小一時間は続きましたか…。
  全く誰とも逢わないだろうと思われたこの森で、唯一結構なご年配の
  グループと行き会ったのには勇気付けられました。
31-12:27山道



        ここもあどけない森の妖精たちの住処でした。
32-12:37キノコ


33-12:42キノコ



          そして12:50 小金沢山(2014.3m)に到着しました。
34-12:51小金沢山



今回もどうでもよさそうな画像のオンパレードになってしまい、
2回目でも終了出来ませんでした。

よって、もう一度だけ次回に引き伸ばしますが、なにとぞよろしくです。






テーマ:風景写真 - ジャンル:写真

  1. 2013/09/03(火) 23:55:37|
  2. hiking
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

大菩薩・小金沢連嶺北部(その1)

「オ~ィ、中央線沿線の山々~!」なんて浮かれたタイトルでご紹介する2発目は、大菩薩嶺(2056.9m)です。

首都圏から日帰りという条件では少し遠いようなイメージですが、決してそんなことはありません。

実は標高1600メートルまで車で入れることもあり、高尾山を歩くほどの手軽さで
無理なく美味しいとこだけ歩ける山なのです。

また、忘れちゃならないのは、ここが沿線唯一の日本百名山となりますから、
「オ~ィ、(日帰り)沿線」の範囲には、是非とも高尾から大菩薩までを組み入れたかったという次第です。


今回は、その美味しいとこから少し範囲を広げ、歩き出しは麓の裂石登山口からとし、
大菩薩の稜線を、小金沢山(2014.3m)→ 牛奥ノ雁ヶ腹摺山(1994m)→ 黒岳(1987.5m)と縦走しました。

なお、この記録は丁度昨年の今日歩いたもので、
そろそろネタ切れ状況でもあり、今年辺りはもうここまで歩く元気がなかったりもしますので、
あえて一年前の記録に日の目を見させることにしました。



         大菩薩(裂石)登山口バス停前にある案内板。…なぜか1710mの山が一番目立ってます。
1-7:10看板



         歩き出しはこんな感じ。
2-7:41山道


3-8:16山道



               中腹では樹齢数百年という横綱達が出迎えてくれます。
4-8:21巨木


5-8:46巨木


6-8:34三力士



             1600mの車道の終点。一般的にはここが登山の起点となる上日川峠です。
7-8:59長兵衛ロッヂ



             上日川峠から15分ほど奥にある「福ちゃん荘」。
             この日の9日後には皇太子ご夫妻もお立ち寄りになられた由。
8-9:22福ちゃん荘



 歩き始めから3時間かかって2000メートルの稜線に出ましたが、天気はイマイチです。
9-10:15山道



晴れていればこんな展望が広がります。(画像は2011年8月に歩いた時のものです)
10-2011-8-10稜線



ところで、稜線に出れば左側へほんの一登りで大菩薩嶺山頂ですが、
ここでちょっとしたミスをやらかしました。
あろうことか、右手の大菩薩峠の側へさっさと下ってしまっていたのでした。

いったい何を考えていたのか?…つまりは何も考えなかったから
つい楽な方へ流れてしまったということらしいのですが、
当方にはよくあることではあります。



     賽の河原。 気がつけば山頂はあんなに遠ざかってしまいました。
11-10:28賽の河原



前出のよく晴れていた時はこう。この場所には非難小屋があります。
12-2011-8-10賽の河原



 ここも続けて古い画像で行きますが、足下に山小屋が見えればそこが大菩薩峠
 美味しい場面はアッと言う間に過ぎてしまいます。
13-2011-8-10稜線



 麓の登山口から休憩を入れても4時間ほどの道程でした。
14-2011-8-10大菩薩峠11:13



       こちらが昨年の今日の眺め。
15-10:57大菩薩峠



上日川峠まで車で入った場合、たいていはここで稜線を離れ下山となるわけですが、
今回はまだこれから先が長いのです。

よって、このままでは長くなり過ぎますので、
期待していただくほどの続編でもありませんが、一応以下は次回とさせていただきます。







テーマ:風景写真 - ジャンル:写真

  1. 2013/09/03(火) 09:53:28|
  2. hiking
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